キャッシュレス化で劇的な節約!私おすすめのクレジットカード利用法
(前置きが長いので先に書いておくと、私の赤裸々なクレジットカード生活を紹介して、現金主義からキャッシュレス化をするとこんなに節約できるよという内容です。)
2020年の東京オリンピック・パラリンピックを視野に、政府主導でキャッシュレス決済を本格的に推し進めはじめましたが、キャッシュレス生活してますか?
私はというと、もう何年もキャッシュレスですよ。基本的に現金払いしかできないところは避ける傾向だし、クレジットカードや電子マネーで決済できないかと、常に考えてしまうほど。
私は主にクレジットカードなんですけど、大きなメリットは小銭いらずで支払いが楽、あとはやっぱりポイント還元ですよね。
ポイントは実質現金のように利用できるので、割引と同じですから。
だからとにもかくにもポイント!高還元!!ポイントUPキャンペーン!!!には目がありません。
ただいくら私が青筋立てて力説しても、周りにいる現金主義者はなにやら面倒くさいとか複雑そうだとかでどうにも腰が重い。
日本人の現金主義は世界的に見ても筋金入りなのです。
スマホ決済は群雄割拠!まだ様子見か
キャッシュレス化としては、スマホ決済が話題を集めていますよね。
LINE Payやら楽天ペイやらもあります。各社ビジネスチャンスとばかりに、コンビニ系や通販系、キャリア系などペイペイペイペイ入り乱れていますけども
Origami Pay(オリガミペイ)ってなんですか?
スマホ決済の戦国時代さながら、いっせいにPayの覇を争っている段階なので、個人的にはまだ手出し無用のように感じています。
集めていたポイントが吸収合併されて価値が下がるようなこともありうるので、態勢が判明してからでも乗っかるのは遅くないでしょう。
どこのお店や加盟店で使えるかなど不透明なところが多いですし、多くのPayに手を出してポイントが分散しては本来の妙味が薄れます。
なので待ちましょう、Payの行く末を。
2019年初頭からはじめるキャッシュレス化はクレジットカードがいい
ということで、スマホ決済は基本待ちとしつつ、すでに利用しているサービスにスマホ決済があればそれを使うのもいいと思います。
これからキャッシュレスするよ、したいよという人には、スマホ決済が乱舞している現時点では、クレジットカードをおすすめします。
クレジットカードの歴史は長いので、1枚あれば利用できるシチュエーションも多いですし、王道のカードやポイントの使い勝手の良し悪しはすでに判明しています。
前置きが長くなりましたが、私の赤裸々なキャッシュレス生活を紹介し、こんな使い方があるんだとか、便利だとかお得なんだとか伝われば幸いです。
※ 2019年2月時点の情報です。
キャッシュレス生活とはとにもかくにもカード払い
キャッシュレス化のポイントは、一切合切をクレジットカード払いにするところからはじまります。
とくに電気代や水道代などの光熱費、スマホ料金に代表される生活する上で避けられない費用は、今すぐにクレジットカードで支払いましょう。
これらの生活費が月に1万円を超えているなら、支払方法をクレジットカードにするだけで、1%還元なら年間1200円分のポイントが少なくとも貯まります。
後述していますが、そのポイントは1ポイント1円換算で、普段買っているものと同等の商品が手にできます(相当特殊でなければ)。実質1200円の価値なので、「ポイントの使い道が微妙なんだよね」という帯に短し的なことは、私の経験上ありませんのでご安心を。
10円安くするために遠くのスーパーに行ってませんか?それもいいですが、ガソリン代や時間をかけずに、身近にもっと簡単に節約できる方法もあるんです。
参考までに、私がクレジットカードで支払っている生活費としてはこのような感じです。
- 光熱費(電気、水道、ガス)
- スマホ代
- ネットショッピング全般
- 日々の買い物(スーパーやドラッグストア)
- コンビニ(セブンはnanacoにクレカでチャージ)
- 外食
- 電車代(PASMOオートチャージ)
- 宅急便(PASMO支払い)
- ふるさと納税(楽天経由でポイントアップ)
- 生命保険や医療保険などの各種保険
すぐに思い当たるもので上記になりますが、支払いはとにかくクレジットカードにできないかを考えています。
キャッシュレス化は早ければその分だけ得できる仕組みなんです!
楽天カードが私のメインカード
そんな私のメインカードは楽天カード(ブランドはVISA)です。基本的にこの1枚を中心に利用しポイントを貯めています。
ポイント還元率は通常で1%。100円使うと1ポイントもらえて、1ポイント1円で楽天グループや提携する店舗で使えます。
ちなみに年会費無料のカードで、ポイント還元率が通常1%というのはトップクラスの水準です。これ以上の還元率を誇るカードはほぼないので、ポイント還元の一つの目安としましょう。
さらに楽天カードは、ポイントアップキャンペーンを常に何かしら行っているので、ポイントが貯まりやすいのもいいですが、ポイントが使える提携店も粒ぞろいでいいんですよね。
楽天市場があるので、もうこれだけでネット通販のほとんどの商品がポイントで交換できますし、実店舗でもマクドナルドやビックカメラなど多くの店舗でポイント利用ができます。
クレジットカードと言えば、マイルが貯まりやすいとか、あれに強いこれに強いとかありますが、普段使いのカードは年会費無料でポイント還元率1%から選べば誰にとってもベターな選択肢です。慣れてからベストを探せばいいんです。
ちなみに楽天のスマホ決済として楽天ペイがあるので、楽天カードや楽天ポイントとの循環で使い勝手は高まるはずです。なによりユーザー獲得のためのキャンペーンも大々的にやっていくでしょうし、そういった点でも楽天カードはおすすめですよ。
カード利用は落ちているお金を拾う行為だ
キャッシュレス生活で楽天カードに集中させているおかげか、私の会員ランクは最上位のダイヤモンドか、その下のプラチナです。
今はプラチナですが、これは条件にある「ポイント獲得回数」が一定数以上に及ばないからですね。これを満たすには楽天市場を繰り返し利用しなければ難しいのですが、私は基本アマゾンユーザーです(笑
会員ランクが上がるにつれて特別何かが優遇されるわけでもなく、ダイヤモンドになってもお誕生日ポイント以外のメリットを感じたことがありません。
会員ランクよりも重要なのはSPUスーパーポイントアップですね。楽天市場でのポイント還元率がよくなる仕組みがSPUポイントです。楽天のアプリや楽天モバイルなどの楽天関連サービスの利用に応じて還元率がアップする仕組みです。
通常の還元率は1%ですが、楽天サービスの利用に応じて最大15%に上がります。このSPUポイントの還元率は楽天市場での買い物時に限定されますが、商品によってはAmazonなどの競合よりもポイント分で安くなることも最近増えてきました。
SPUスーパーポイントアップは他のキャンペーンも適用されるのでさらにポイントが貯まります。
ネットショップの利用が多いなら、SPUポイントの還元率を高めることで楽天ポイントも効率よく貯まりますし、普段利用するサービスを楽天に集中させるのもありだと思いますよ。楽天経済圏で生活するのも悪くありません。
ちなみに私のSPUポイントは6倍でさらに高められる余地はありますが、サービスやモノによって使い分けしたいのでそこまで楽天に囲い込まれてはいないのが実状です。
そんなに積極的に楽天を利用していない私でも、6万円分の楽天ポイントが貯まっています。ただ意識しているのは、支払いを楽天カードに集中させているだけ。塵も積もれば大きな山になるんですね。
日常生活以外にも、歯医者や出産費用など病院でも高額な費用にはクレジットカードで支払えるものもあります。出産費用は市区町村からの出産育児一時金が支給されるので、自己負担なしでおよそ40万円分(4000ポイント)が貯まります。出産育児一時金は健康保険の加入者が対象ですが、自治体によっては国民健康保険もカード払いに対応しています。
さらに賃貸に住んでいるなら、管理会社や大家さんしだいでカード払いにも対応しているので、毎月の数万円分がポイントに。
とにかく身の回りのものでカード払いできないかを考えてみてください。
特に現金主義であればあるほどカード利用の恩恵が大きいので、私が力説するのはこういった理由があったわけです。
現金払いは損なので、今まで落としていたポイント分のお金を拾っていきましょう。
楽天カード以外でおすすめのクレジットカード
楽天カードに近いスペックのカードは多くはありませんが、年会費無料で還元率1%以上のクレジットカードは他にもわずかながらあります。
一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%程度なので、ここに挙げるカードはどれもハイスペックです。
どれを選んでも失敗はないと思いますが、より満足度を高める選び方としては、普段利用しているサービスに近いかどうかで決めるのがおすすめです。
- Yahoo! JAPANカード
- リクルートカード
- REX CARD(レックスカード)
- P-one Wizカード
- dカード(NTTドコモ)
- OricoCard THE POINT(オリコカード)
- JCB CARD W
これらが候補ですが、個人的に特におすすめしたいカードを紹介します。
YAHOO!JAPANカード(ヤフーカード)
ヤフオクやヤフーショッピングなどのサービスで有名なYAHOO!JAPAN発行のクレジットカードです。
年会費無料でポイント還元率は通常で1%、Yahoo!ショッピングやLOHACOで3%になります。その他にもポイントを貯めるキャンペーンなど随時行っています。
ヤフーカートはTポイントなのでファミリーマートやガスト、吉野家、バーミヤンなど提携先も多く、Yahoo!ショッピングやYahoo!トラベルなどヤフー関連サービスが利用できるので、使い勝手も最高クラス。実店舗とネット通販どちらにも死角はありません。
100億円還元で話題になったPayPayは、ソフトバンクとヤフーによって設立された会社なので、PayPayポイントとヤフーカードの相互利用がはじまっています。
基本的に店頭でしか利用できないPayPayのスマホ決済は、Yahoo!ショッピングでも利用できるなど、今後のサービス拡大も期待大。
楽天と比べても還元率や使い勝手でまったく引けを取らない高スペックぶりで、私もカード発行を検討している真っ最中です。
すでにTポイントを貯めているなら、楽天よりもヤフーカードがおすすめです。
リクルートカード
リクルートカードは、ホットペッパーや求人広告を手掛けるリクルートが発行するクレジットカードです。
年会費無料でポイント還元率は通常で1.2%と最高クラスです。
ポイントを貯めるにはいいのですが、じゃらんやホットペッパーなど関連サービスにしか利用できないので、使い道が限定されるのがデメリットになります。
リクルートポイントはPontaポイントに等価交換できるので、ローソンやケンタッキーなど使い道が広がりますが、ヤフーや楽天に比べると利用シーンは少し見劣りしますね。
食材宅配のオイシックスとかスーパーのライフ、高島屋などもありますが、やや限定的かなという感じです。
リクルートカードプラス
実はリクルートカードには、リクルートカードプラスという史上最高水準の還元率2.0%という年会費有料のクレジットカードがありました。
還元率があまりに高すぎたため、現在は新規応募を停止している状況です。
リクルートカードプラスの所有者は、還元率もそのままに変わらず利用ができていて、何を隠そう私は今もちゃっかり愛用しています。
おかげさまでリクルートポイントとPontaポイントも結構貯まってたりするんですよね。
ということで、日常的にリクルートポイントを利用するのですが、多くはPontaポイントに交換して
- ローソンでのお試し引換券(たまに焼き鳥無料クーポンとかある
- 大戸屋やケンタッキーなどの飲食
- ポンパレモールでお取り寄せグルメ(ネット通販)
などなど、日常的にポイント利用していて、今のところ使いどころには困っていません。
あとは5000円以上の期間限定クーポンも頻繁に配っているので、ホットペッパーグルメやホットペッパービューティなど使う人は満足度高いかもしれません。
これらがピタッとハマるなら、ポイント還元率で頭一つ抜けるリクルートカードはおすすめです。
国際ブランドはVISA、MasterCard、JCBから選べますが、ETCカードも発行するならJCBのみ無料で作れます。
REXカード(レックスカード)
食べログや価格.COMを運営するカカクコムが発行するクレジットカードがREXカードです。
年会費無料で還元率は1.25%の最高クラスです。レックスカードは貯まったポイントをJデポに交換して毎月の利用額から割引できます。
ほぼ現金と同じなのでキャッシュバックに近いかもしれません。
レックスカード会員が利用できるJACCSモール経由から、ネット通販サイトで買い物をするとJデポに加えてポイントもザクザク貯まります。
例えば、JACCSモールから楽天市場に行って商品を購入すると、通常のJデポ1.25%に加えて0.5%分がもらえて、さらに楽天スーパーポイントも貯まります。
通常の高還元率をさらに高める仕組みもREXカードの強みですが、わずかながらデメリットもあります。
レックスカードのポイントは、毎月の利用金額に対して2000円ごとになるので、端数の1999円が切り捨てになります。楽天カードやヤフーカード、リクルートカードの100円につき1ポイントの付与率と比較すると、捨てるポイントが発生するのがレックスカード唯一の欠点かもしれません。
毎月一定額の無駄がありつつも余りある高還元パワーがあるので、利用金額が大きい人ほど恩恵にあずかれるクレジットカードです。
P-one Wizカード
ファミリーマートの子会社ポケットカードが発行するのがP-one Wizカードです。
年会費無料で還元率は1%です。利用金額の1%が割引される仕組みなので、P-one Wizカードなら何を買っても1%OFFと考えても変わりありません。
割引の上限はなく、100円の利用金額に応じて常に1%OFFになります。
あまり馴染みのない会社ですが東証一部上場企業なので安心感がありますし、ファミリーマート、ZOZOTOWN、TSUTAYAなどと提携してカード発行をしているので、知られていないだけで全国に約500万人の会員を抱えています。
P-one Wizカードの凄いところは、利用金額の1%OFFに加えて、1000円につき1ポイントのポケットポイントが付与されます。このポケットポイントはTポイントとの交換比率が1:5なので、1ポケットポイントでTポイントが5ポイントに交換できます。
つまりP-one WizカードはTポイントを前提にするなら実質1.5%還元と圧倒的な高還元率カードに生まれ変わります。
Tポイントへの交換も即時反映されるようになったので、使い勝手もよくなりました。
楽天カードやヤフーカードのようなポイントが大量に獲得できるキャンペーンは少ないですが、すでにTポイントを利用しているなら十分検討したい内容となっています。
法人や個人事業主でもポイントが貯まる楽天ビジネスカード
法人の代表者や個人事業主の方には、楽天のビジネスカードがおすすめです。
経営には仕入れや交際費などなにかと必要経費がかさみますが、楽天ビジネスカードなら法人やフリーランスの必要経費の決算手段としても利用できて、さらに1%のポイントがつきます。
ビジネスカードで通常1%以上の還元率はほとんどないので、これは楽天ビジネスカードの大きな強みといっていいでしょう。
楽天ビジネスカードには年会費はかかりますが、会社運営に関わる経費をまとめれば十分元がとれる還元率となっています。
さらに楽天には頻繁に開催されるポイントアップキャンペーンや、楽天市場での還元率が最大で15倍になるSPUポイントがありますが、これは楽天ビジネスカードでも有効となっているので、経費が多い人ほどポイントが貯まる仕組みです。
国内・海外の空港ラウンジが無料で利用できる、プライオリティパスも付いてくるので、出張が多いビジネスマンにもありがたい特典です。
このプライオリティパス・プレステージ会員は、通常は年会費で399ドルかかりますが、楽天ビジネスカードなら無料です。
事務処理としても、楽天プレミアムカードとセットで所有するようになるので、プライベートとビジネスシーンも切り分けられるようになっています。
個人と法人の精算処理が楽天カード1本に統合できるので、経費の計算もシンプルでスムーズになることもメリットです。
キャッシュレス生活のまとめ
現時点では、スマホ決済よりもクレジットカードのほうが、利用できる機会も多い分それだけ還元されるので、キャッシュレス化のメリットが大きくなります。
今後のスマホ決済のことも考えれば、楽天カードは楽天ペイ、ヤフーカードはPayPayという、それぞれスマホ決済としてもサービス拡大が見込めるクレジットカードの選択がいいと思います。
普段使っているサービスしだいでは、還元率が高くてクーポンが多いリクルートカード、現金同様の割引ならREXカードやP-one Wizカードがイイと思います。
私のようにクレジットカードを複数所有して、それぞれのいいとこどりもコツを掴めばおすすめですし、今回ご紹介したクレジットカードも複数所有の最有力候補となっていますので、ぜひ検討してみてください。
以上、キャッシュレス化でこんなに節約できるという話でした。